2023/10/12
僕は侍(サムライ)が嫌いだ。
テレビ、映画、ゲーム。サッカー“侍ジャパン”!世の中侍だらけだ。
でも、よく考えてもらいたい。侍の仕事場は戦争。戦争は殺し合いだ。最も大切だと教えられてきた生命(いのち)を最も粗末に扱うイベント、それが戦争だ。平和のため、自由のため、正義の名のもとに戦争は繰り返されてきた。そこで起こった事は、年月を経て、勝者が武勇伝として歴史で語り継ぐ、そのヒーローが侍だ。
黒澤明監督の代表作品、“七人の侍”。
七人の侍が、野武士から民衆を生命がけで守り勝利する話だ。戦いに勝利し生き残った侍が呟いた言葉「また負け戦だな、、、勝ったのは我々侍ではなく百姓(民)だ」
未来には、暴力のヒーロー侍ではなく、戦争の中を優しく生きた民衆(たみ)の歴史に注目する視点にシフトして
なぜ社会が侍を必要としたのか?
これから、侍が必要なのかを議論していくこととして
暴力のヒーロー侍が、カッコ悪い時代になってほしい。